ロボット農機の自動化レベル
ロボット農機の自動化は有人から無人まで3段階のレベルがあります。ヤンマーはレベル2まで進んでいます。
次世代の農業を拓く、ヤンマーのテクノロジー
SMARTPILOT®(スマートパイロット)は、位置情報やロボット技術などのICTを活用して農作業の省力化・効率化、高精度化を実現する自動運転技術を搭載した農業機械シリーズの総称です。 ヤンマーグループの技術を集結し、高精度自動走行技術、直感的な操作性、安全性確保技術の研究開発を進め、次世代の農業をサポートします。
高精度な自動走行制御技術
ロボットトラクター・オートトラクターやオート田植機では、高精度な作業を実現するために、最先端技術のRTK-GNSS方式(※1)を採用しています。移動局(作業車)は衛星(GNSS)から受信する位置情報と固定基地局や電子基準点から受信する補正情報の2つの電波で高精度に位置を求めています。
また、直進アシストトラクターや直進アシスト田植機はD-GNSS方式を採用しています(※2)。外部からの補正情報を利用せず、GNSS衛星や静止衛星MSASの電波のみで位置を求めています。
ロボットトラクター
(無人)
YT488A/YT498A/YT4104A/
YT5113A
トラクターに乗車することなく、近距離監視のもとタブレットひとつで作業をコントロールできます。
ロボットトラクターによる無人作業と有人での作業を組み合わせることで、1人で2台を操作して作業が可能に。大幅な省力化・効率化を実現します。
オート田植機
YR8D
直進も旋回も、フルオートで、長時間作業の疲れを軽減します。高精度測位方式RTK-GNSSにより、次行程も一定の条間で植付けできオペレータの熟練度に左右されない作業の仕上がりを実現します。
オートトラクター
(有人)
YT488A/YT498A/YT4104A/
YT5113A
作業も旋回も自動。オペレータは緊急時のブレーキ操作だけでOKです。長時間作業による疲労の軽減はもちろん、誰でも熟練者並みの高精度作業ができ、効率的な営農を実現します。
直進アシスト田植機
YR-DAシリーズ
YR5DA(ディーラーオプション)/
YR6DA/YR7DA/YR8DA
まっすぐ自動直進でハンドル操作いらず。「すこやかターン」によって旋回時の一連の操作も自動化されるため、作業者はハンドルを切る旋回作業のみに集中できます。さらに苗量・施肥量も設定通りに作業でき、作業精度がアップします。
直進
アシストトラクター
YT330R(J)/YT333R(J)/
YT338R(J)/YT345R(J)/
YT352RJ/YT357RJ
誰でも簡単、まっすぐ作業!様々な作業に対応する直進アシスト機能で、熟練者にはもっとラクに、不慣れな人には簡単に高精度・高効率な作業が行えます。
オートコンバイン
YH6115
直進・刈取昇降・旋回、籾排出への移動を自動化。ほ場の約9割を自動で刈取りができます。経験の少ないオペレータでも、まかせて安心。熟練者でも細かい操作が減り疲労を軽減することができます。